Mimi&Associates ミミと愉快な仲間たち

東京→札幌→大阪→東京 度重なる転勤の末に得たものとは…幼稚園受験、小学校受験、中学受験を経て現在の様子等を交えて、役に立った事等を綴って参りたいと思います。

男子御三家「麻布・開成・武蔵」の校長先生が集まってディスカッション!!

 

 

1.男子御三家「麻布・開成・武蔵」の校長先生が集まってディスカッション!!

 

中学受験と子育てを考えるフォーラム
ー麻布・開成・武蔵ー

 

開催日時2020/9/22(火・祝)
13:00~16:15

受講料
無料
主催

日本経済新聞社イベント・企画ユニット

協賛

SAPIX小学部

協力

麻布中学校・高等学校、開成中学校・高等学校、武蔵高等学校中学校

 

場所

 

日経ホール

 

 2.麻布 平校長先生の講演

 

13:00~13:20 特別講演

「チャレンジャーよ、来たれ!」
麻布中学校・高等学校 校長 平 秀明氏

 

創立者、江原素六先生の説明

 

どんな方だったのか、以下に簡単に記載します。

 

武士

クリスチャン

事業家

社会活動家

政治家

教育家

 

江原素六先生の残した言葉

 

衣錦尚絅(いきんしょうへい)

意味:衣錦尚絅とは、才能や徳を見せ付けないように隠すこと。

 

青年即未来(せいねんそくみらい)

意味:青年こそが未来をになう。

 

基礎力の徹底

実体験・実技の重視

 

英語:ネイティブの先生の授業

体育:柔道・剣道の選択等

 

国際交流活動

カナダ・イタリア等

 

クラブ活動がさかん

麻布の大切にしている事

 

「愛と誠」の実現のために環境としての「自由」がある。

チャレンジするための「自由」がある。

 

麻布が目指すもの

 

自分で考え、自分で行動する。責任は全て自分が取る。

 

 

校長先生からのメッセージ

 

環境に甘えることなく、自分なりに意欲をもって色々な事にチャレンジしてほしい。

  

 

3.開成 野水校長先生の講演

13:20~13:40 特別講演

「多様性を深く理解し、国際的なリーダーシップを発揮してほしい」
開成中学校・高等学校 校長/名古屋大学名誉教授 工学博士 野水 勉氏

 

 1871年の創立より、外国人の教員を採用。

高橋是清先生が初代校長(第20代内閣総理大臣)

 

教育理念

 

開物成務

質実剛健

自主自立

ペンは剣よりも強し(校章の起源)

 

教育方針

 

楽しくのびのびとした学園生活を送る。

個性を磨き、集団・社会の一員としての自分の役割を果たす。

 運動会、文化祭、修学旅行等の学校行事は、生徒の自主運営を基本。

自主的な組織運営を学び合う機会。

 

部活、同好会が盛ん。

 

開成の教育の特色

 

先生方が学年団を組んで、中1から高3まで同じ顔触れの先生方が6年間、きめ細やかな指導をする。

 

英語の教育に力を入れている。

1日中英語漬けの日を作り、色々な専門分野を英語での講義を受講する。

高1 ケンブリッジ英検を全員受験し、全員合格した。

 

 

開成の生徒への期待

 

同級生、先輩・後輩とともに、多様で優秀な個性をぶつけ合い、磨き合い、楽しくのびのびとした、満足度の高い学園生活を送って、得意な分野と個性を伸ばしてほしい。

 

 

 

4.武蔵 杉山校長先生の講演

 

13:40~14:00 特別講演

「独創的で柔軟な真のリーダー育成のために」
武蔵高等学校中学校 校長 杉山 剛士氏

 

 

独創的で柔軟な真のリーダーを育成するために

 

杉山先生 1976年 武蔵卒業

 

武蔵は学年4クラスの小規模校

毎年クラス替え

 

自由でのびやかな雰囲気の中で「わくわく」と「わいわい」が生まれる

 

これからの時代はどんな時代?

 

人口減少と超高齢化

 

どのような力が必要か?

 

受け身の学びでは限界

 

 

建学の理念

 

自ら調べ自ら考える力ある人物(自調自考)

 

 

2022年に創立100周年の為、新生武蔵で何を進化するのかを考えています。

 

世界をつなげる

自調自考のエンジン

 

たった一度の人生で、なにを成し遂げたいのを生徒に考えさせています。

 

思い切って外へ、もっと先へ!

 

農家での民泊体験

 

中3から第2外国語が必修(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語)

 

10代の多感な時期をどのような環境で過ごすのか?

学校の雰囲気や流れている文化は大切。

 

5.3人の校長先生のディスカッション

 

14:15~15:35 パネルディスカッション

「ニューノーマル時代の学びを創る名門校の伝統と挑戦」
パネリスト
麻布中学校・高等学校 校長 平 秀明氏
開成中学校・高等学校 校長/名古屋大学名誉教授 工学博士 野水 勉氏
武蔵高等学校中学校 校長 杉山 剛士氏
モデレーター
SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表(代々木ゼミナール 副理事長) 髙宮 敏郎氏
 
 

1.変わる母校、変わらない母校

 

麻布学園 平校長先生

 

大教員室に生徒が良く遊びに来ています。

自分が42年前麻布の生徒だった頃と変わらず、教師と生徒との距離が近い。

昔と比較すると、女性の先生が増えています。

 

 

開成 校長/名古屋大学名誉教授 工学博士 野水 勉先生

 

自分が開成の生徒だった頃と比較して女性の先生が増えた。

英語の教育が書く事ばかりの教育から、今は7人のネイティブの先生が教える教育に変化した。

生徒の英語のディスカッション能力が高くてびっくりした。

 

 

武蔵高等学校中学校 校長 杉山 剛士先生

 

文化祭に行った時に、自分が武蔵の生徒だった頃と比較して、女子高校生が少なくなり、小学生とその保護者がいっぱいになった。

 

中学校の運動会に保護者が来るようになった。

 

 

2.コロナ禍が浮き彫りにした3校の良さ

 

開成

 

コロナになっても休校期間を設けずZOOM等を活用してオンライン授業をしていたので、進度を落とさず授業を進める事ができ、夏休みも通常通りたっぷり取る事が出来た。

 

開成と言えば、激しい運動会で有名ですが、前の年の運動会が終わってすぐに次の年の準備を始める。

高3の生徒たちの準備の大変さは良く分かり、運動会をしたかったが、生徒たちと先生方で話合い、やむなく中止にした。

 

9月の文化祭は1月9日、10日に延期した。

 

登校日には、クラスが集まる事を優先し、分散登校授業はせず遠隔授業にしていた。

7月からどうするか先生方で大議論になってしまった。

6月末から対面になったが一部の学年が抵抗し、足並みは最初揃わなかった。

いざ、7月からは部活が始まり、みんな楽しそうだった。

 

 

武蔵

 

3月は休校だった。

4月は課題を配信するプラットホームを利用した。

5月連休明けは、オンデマンド授業(録画してみる)、その後、オンライン授業。

6月から分散登校。

7月から対面授業。

 

なにか今年の足跡を残したい。

100周年グッズの販売(在校生のみ)

 

武蔵と言えば、ヤギを飼っている事で知られていますが、ヤギの世話が出来なくなり、休校中は茨城県の牧場に預かってもらっていた。

 

休校明けに茨城県にヤギを迎えに行き、ヤギは嬉しそうに学校に戻ってきたそうです。

 

オンライン授業は便利ではあるが、いざ対面授業を始めると、対面授業こそ本来の授業(対面の良さ)だと思った。

 

 

麻布

 

3月 3学期の最後の2日は、先生方で話合い休校にした。

4月 レターパック等で教材を郵送。

5月6月 オンラインとレターパックで授業。

7月~8月8日まで 午前中のみ授業。(1日1学年)

9月2日から通常授業。

 

こういった学校側の対応に対して、苦言を言う親もいたが、その様なご家庭は対面授業になっていたとしても、勉強は捗らなかったと思います。

自主的に考えて勉強出来る人でないと、ダメですとの事でした。

 

5月の文化祭を6月中旬に延期し、それも10月31日と11月1日になった。

この決定で生徒の目が輝いた。

 

オンライン授業が始まったばかりの頃、10分の授業の準備に10時間かかった先生がいたり、生徒の反応が分からないと言っていた先生がいた。

 

勉強はやろうと思えば一人でも出来るが、人との交流が大事。

 

しかし、オンライン授業の可能性は非常にあるのではないかと思う。

 

意欲さえあれば、一人一人が学生に向けたオンライン授業を活用して、語学学習等は出来るのではないか。

学校として後押ししたい。

 

 3.英語4技能試験

 

開成

 

iBT100を達成したい。

(一般的に留学の為に利用されるTOEFL)

それでも、アイビーリーグを含む選抜校では必要最低限の点数だ。

自力で達成している子は、開成にはたくさん居ますとの事でした。

 

 

武蔵

 

生徒と一緒にカナダや中国に行くと、語学の必要性はひしひしと感じる。

語学以上に教養の深さが無いと、相手には日本の文化までは伝わらない。

 

 

4.卒業生の活躍

 

 

武蔵

 

五神真 東大総長

萩生田光一 文部科学省大臣

馬淵俊介 ビル&メリンダ・ゲイツ財団

宮沢喜一 元内閣総理大臣

 

卒業生には比較的、大学等の先生になる方が多い。

 

 

開成

 

伊沢拓司 クイズプレーヤー

落合陽一 メディアアーティスト

岸田文雄 衆議院議員

新井一

順天堂大学学長 

日本脳神経外科学会 理事長

 

活躍している開成OBの経験を、進路に悩んでいる在校生にアドバイスしてほしい。

 

 

麻布

 

松丸亮吾 タレント

山下洋輔 ジャズピアニスト

橋本大二郎 元高知県知事、ニュースキャスター

橋本龍太郎 元内閣総理大臣

福田康夫 元内閣総理大臣

 

 

5.どう創るポストコロナの学び

 

 

麻布

 

勉強ももちろんだけれど、危機管理をしっかりしたい。

校長が危機管理委員会を招集。

今はコロナで世界中が大騒ぎだけれども、それ例外の感染症(インフル、結核等)の方が怖いのではないか。

勉強の結果を将来に生かしてほしい。

 

 

開成

 

国際交流、留学生交流をストップさせないでほしい。

積極的に海外で勉強してほしい。

海外に行くと色々な壁が立ちはだかる(ぶつかる)が、人間の成長につながるので、恐れずに挑戦してほしい。

 

武蔵

 

何が起こるかわからない世の中ですが、めげずに危機を乗り越えてほしい。

折れない心が大事。

学校は生徒たちをバックアップします。

 

6.質疑応答

15:45~16:15 トークセッション

「校長先生に聞く、学校生活のあれこれ」
事前に皆様からいただいた質問に、校長先生方にお答えいただきます。

 

 

質問

 入学後、伸びる子の特徴を教えてください。

 

 

麻布

 好奇心旺盛な子が伸びる。

 先生方は生徒たちを、基本的に見守る事にしています。

要所で要所で、本当にやってはいけない事等をしていた時だけ注意します。

 

 

開成

 時間管理が出来る子。

個人的には、勉強以外の好きな事の才能も伸ばしてほしい。

 

 

武蔵

 武蔵にはいろいろな引出しがあって、どの引き出しもハズレがないと言ってくれた生徒がいます。

 親からの強制ではなく、自分で選んで武蔵に入ってくる子が伸びています。

 親の接し方(守破離)

守 自発的に作業を遂行できる。

破 作業を分析し改善できる。

離 新たな知識を開発できる。

 

子どもには、親から提案しても良いが、最終的には自分でいくつかの選択肢の中から選択させると最後まで頑張れる。

 失敗してもしょうがないと思い、小さい選択の積み重ねをさせる。

 

 質問

うちの子は運動が苦手なのですが、開成に行ってもやっていけますか?

 

 開成校長の答え

 

運動が苦手な子を排除する事はないです。

運動会で、苦手な子でも活躍できる役割を用意しています。

運営、絵を描いたり、応援歌作成、パンフレットを作ったり等

 みんなが活躍できる運動会。

開成にとって運動会ってすごく大事。

 

 

 武蔵への質問

 自分が武蔵の生徒だった頃と比べると、大学進学実績が低下していますが、現在の武蔵でも記述式の大学入試に対応可能でしょうか?

 

 武蔵校長の答え

 中学校は、英語は全て手作り教材で、生徒を飽きさせない。

その他の教科も、どの先生方もいい授業をしています。

 東大進学実績は、数十年前と比較すると確かに低下してきた。

高校卒業後の進路は大切だと思うので、しっかり向き合いたい。

先生方の創意工夫と、生徒たちの自分は何を成し遂げたいのかという気持ちを合わせて、確かな学力を付けさせる。

進路希望を実現していく中で、結果的に進学実績が向上してくるのではないかと思っています。

 

 

 麻布への質問

うちの子は好きな事はとことんのめり込み、好きな事しかやらない性格です。

麻布に入学後、勉強がおろそかになってしまうのではないか不安です。(要約)

 

平先生

入る前から心配せずに是非、受験させてください。

 ただ、みんな中学校1年は入学後に驚くんですね。

小学校ではこんなに出来たのに、自分よりすごい奴らがいっぱいいるって、そういう事に気が付きます。

上には上がいるんだって。

 

では、その中で、どうやって自分の位置を見つけていくかって言うと、あいつは英語・数学がすごいけど、体育はダメだなとか。

俺は文化祭実行委員で頑張っているとか、それが自分の取っ掛かりになって自信になっていく。

友達の一人一人にそのような箇所が備わっている。

全員に居場所がある。

 

全部の教科でトップクラスにいるというのは難しいので、この分野ではあいつに敵わないとか、逆に言えば、劣等感も持っていると言う事なんですね。

 特に数学や英語で中学で最初につまずいてしまうと後が大変なので、こまめに小テストをしたり、追試、補習をしたりして、絶対にドロップアウトさせないという事で、先生方も非常に丁寧にやっています。

学校は、フォローアップをしています。

 

ただ、周りはいくらでもそういったフォローアップはするんだけど、やっぱり最後は本人のやる気と言うか、意欲と言うことろに行きつくんじゃないかなと思っています。

 私は長年教師をやってきて思うのですが、学校の教員の役割というのは、知識を教え込む事ではないんですね。

 自分が教えているこの数学は、こんなにも面白いんだぞという、そういう勉強の伝道者というのかな…

やる気を起こさせるのが、自分の役割なんじゃないのかなと思っています。

まあ、そういう点では麻布の先生方も、ある意味オタクみたいにすごく詳しく授業をしてくれている先生も多いです。

 

※平先生は今は校長先生ですが、ご専門は数学の先生です。

 

男の子って自分が学習面で今、関心が無い時は全くだめなんですが、なにか取っ掛かりがあると、急に伸びるんですね。


だから、そういう部分が、気づきがあれば絶対に大丈夫なので、我々も(男子校の教員として)のプロでずっと見てますので、安心してお任せいただければなと思います。

 

 

最後に一言ずつお願いします。

 

麻布 平先生

 

 

親がしてあげられる事って、中3にもなるとあまり無いと思うんですね。

思春期になると、「うるせぇーくそばばあ!」っていう場合があるんですが、それは是非お赤飯を焚いてほしいって思うんですね。


親から俺は独立するんだと言う気概の現れだと思うんですね。

そういう風な男の子が麻布には沢山いるんですね。

さなぎから蝶になる。

そういう変化は周りからはあまり見られないかもしれないんですけど、思春期のこどもたちっていうのは、すごい変化をしています。

特に男子は今の時代でも、どういう大学に行ってとか、どういう会社に就職してとか、或いは家族を養わないといけないなとか思います。

もう高2位にもなれば、我々と対等に話します。

ですから必ず、どんなお子さんでも遅い早いはあっても、必ず成長していきますので、そこを教職員と保護者の方々で相談しながら見守っていけたらいいなと思います。

今日はありがとうございました。

 

 

 

開成 野水先生

 

 

中学に入ったら親離れ子離れというか、あまりお子さんに干渉しないでいただきたい。


残念ながらやっぱり開成でも、一部の親が過干渉になって子どものやる気をなくさせてしまう事例が何度かあった。


知識の詰め込みではなく、例えばコロナのニュースを通して、世界の動きを小学生新聞等で見て自分の考えを作っていくように、親御さんにはお手伝いしていただく事をお願いしたいなと思います。

 

 

武蔵 杉山先生

 


子育てには正解は無いと思うんですね。

ただ、みんな目指している所は同じだと思う。

子どもに幸せになってほしい。

それを願っている事に間違いはない。

そうだとしたら、本当の幸せってなんだろうという事を、大人自身が時々考えてみるといいのかなって思います。

自分の為にやった事が人の喜びになり、人の為にやった事が自分の喜びになるような、そんな生き方が出来たら幸せかなと思う。

大人自身が一生懸命に生活していると、おのずと、中学受験なんて大したことないのかなっていう風になると思うんですね。

そんな感じで是非、子育てを楽しんでいただけらなあと思います。

 


SAPIX 髙宮さん

 


コロナの影響で、自分の勉強が遅れているのではと不安になる子も多いとは思いますが、どうしてもこの学校に入りたいという想いが強い子がのびるということだと思います。

やはり、みな同じ状況で勉強していますので、最後は学校への思いが強い子が合格するのではないのかなと思います。

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セミナーの画像が無いので、去年の麻布の学園祭の写真を載せさせてくださいm(__)m

7. まとめ

 

私のメモするスピードが遅く、聞き取れなかった部分が多かったし、誤字脱字や聞き間違い間違いがあるかもしれませんが、忘備録として残させてください。

 

とはいえ、今日は私の数少ない特技、調音が多少は役に立ったかなと思います。

 

感想としては、開成と武蔵が新しい校長先生と言う事で、どんな先生なのかワクワクしてお話しを聞く事が出来ました。

 

正直、開成の野水先生は、最初とても緊張されていた様子がこちらにも分かるくらいガチガチだったし、人前でお話するのが苦手みたいですが、3人の校長先生の中では、一番共感できるお話をされていました。

 

前職は留学支援や、外国人留学生との交流を支援する活動をされていた事や、開成の校長になっても、その想いは変わっていない事。

開成の生徒には、積極的に留学してほしいと思っている事。

トランプ大統領に不信感を抱いている事。

生徒には、学校では楽しく過ごしてほしいと思っている事。

運動会が激し過ぎて、開成=文武両道のイメージがあるが、運動が苦手な子にも開成を受験してほしいと思っている事。

 

以上、私が野水先生に共感した部分です。

 

麻布の平先生と、武蔵の杉山先生は、共感出来る部分と、そうではない部分がありました。

 

例えば…

 

平先生

「息子さんから、うるせ〜クソババアと言われたら、お赤飯を炊いてあげてください。」

 

えーっ⁇そんなこと言われたら悲しくてお赤飯なんて無理だから‼︎と思いました。

 

それ以外にどうかなと思ったのは、休校中の対応で校長がリーダーシップを取ると言うよりは、教職員の意見を聞いて取りまとめたと言っていました。

 それで、6月末までレターパックメインで、時々オンライン授業だったのなら、対応が遅いと感じてしまいました。

 

でも、3人の校長先生の中で、一番クセが強いと言うか、分かりやすい性格なのは平先生だと思いました。 

落ちこぼれた生徒を見捨てず、なんとかお尻を叩いて勉強させて、卒業させてくれそうな先生です。

 なんだかんだ言って麻布の校風も、学校の居心地の良い空気も(学園祭しか行った事ないですが)平先生も好きです。

 

  杉山先生は、理想を話しているだけなのかな?と思う場面がところどころありました。

 しかし、武蔵には一回も行った事が無いから、自分の目で学校を見てみないと本当の事は分からないと思いました。

 コロナが収まったら、武蔵の行事に行ってみたいです。

 以上、フォーラムに参加した感想でした。

 

一緒に約3時間45分(結構時間が押していました)、静かにお話しを聴いてくれた息子よありがとう。

 

この様な、貴重な機会を与えてくださった日経経済新聞社及びSAPIX小学部には、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、野水先生、平先生、杉山先生、髙宮さん、為になるお話しを聞かせていただき本当にありがとうございました‼︎

 


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