1. 小学校受験は必要か?親同士のトラブルについて。
昨日、授業参観に行って思ったのですが、内部進学の子の親と外部進学の子の親との見えない壁があるなと感じました。
私が思う小学校受験のメリットは、小一から担任及び副担任が1クラスに2人配置されるため、2人の先生が常についているので、一人ひとりに目が行き届く。
一人一人、ICT端末を学校に常に持っていくようになっているので、いつの間にかブラインドタッチになっていて、ITリテラシーも子供にしては高いと思うし、自分の端末を使って毎日の英語の宿題や先生からの連絡も、アプリを使って連絡してくださるので、紙の連絡帳よりも便利だと思う時もある。
英語教育にも力を入れていて、ネイティブの先生が基本的に英語だけで授業を進めてくださるので、子供も授業中は英語だけで喋るように努力しているし、帰国子女も同じクラスに何人かいるので、帰国子女に触発されて、クラス全体がもっと英語がしゃべれるようになりたいという雰囲気になっている。
4年生からは能力別クラスになるため、外部受験する子は、何が何でも1番上のクラスでスタートしたいという気合が感じられて、息子も負けず嫌いな性格なため、そういう点では小学校受験をして良かったと思います。
ただし1番上のクラスは、小4小5で中3くらいまでの内容まで進んでしまうので進度は早いです。(算数は特殊算を使い、数学は使わないです。)
小6になると、最上位クラスはいろいろな中学校の過去問を解きまくる授業になります。
開成等の卒業生が丸つけに来てくれて、その際に実際の中学校での生活や、中学受験の際に気をつけることなどを直接伝授してもらえます。
以上がメリットです。
これからはデメリットを申し上げます。
1番のデメリットは、ずっと前にも書いた事があるのですが、息子と私にすごくしつこくしてくる親(Aさん)がいて、サピックスの行き帰りを私の車で一緒に連れて行って欲しいだとか、コロナ期間中の算数の宿題を一切やっていなかったそうで、息子さんがやりたくないと言っているから、答えを丸写しさせてくれとか、変なお願いばっかりしてくる人がいてすごく困っていました。
それがどんどんどんどんエスカレートしてきて、あまりにもひどいので、学校に相談したのですが、その時の担任の先生が、自称うつ病で(個人的にはうつ病のふりをしているだけだと思います)対応できないので、お母さん同士で解決してくださいと言われてしまいました。
次の年の担任の先生(B先生)は、同じクラスにならないようにはしてくれました。(学力が関係ない体育や音楽等のクラス)
ただ、その先生はAさんが私から無視されてるとか意地悪されてるとか、廊下でB先生に言っているところを目撃してしまい、更にその時の先生の対応がAさんを全面的にかばうような返事をしていたので、誰も信じられなくなってしまいました。
Aさんは、専業主婦でものすごく暇な方で、いろいろな人(内部進学の人)をランチに誘っては、私に意地悪されたと言いふらしているので、それをいちいち訂正するのも面倒だし、私もパートだけど働いているのでそんな時間はもったいないので、あと少しの辛抱だと思って我慢しています。
このようなスーパーモンスターペアレンツが退学になることもなく、大きな顔をしていられる小学校の対応はどうなんだろうと疑問に思いました。
これが1番のデメリットです。
ちなみに、Aさんの家は我が家からすごく近所で、家の中がゴミ屋敷で有名です。
お子さんは、異様なまでに太っていて、何を食べさせているんだろうと、以前から不思議に思っていたのですが、まだ仲が良かったときにサピックスの帰りに食事に誘われてファミレスや、休みの日に室内遊園地に行った時に気がついたのですが、コーンスープを大盛りの白米にかけて食べていたのと、大盛りのフライドポテトを注文して、それを息子さんに食べさせていました😱
室内遊園地に行った時にも同じような食事でした。とにかく野菜は嫌いということで、サラダは一切食べさせないと言っていました😓
息子さんはゲームが大好きで、夜23時過ぎに私のLINEに悪気は無いんだろうけど、今から一緒にゲームをやりたいとメッセージが何回か来ていたので、大丈夫かなと思っていたら案の定、夏休み明けに毎日のように小学校に遅刻してきて、学校に来ても眠くて眠くて仕方がないみたいで、授業中に机に突っ伏して寝てしまっていました。
(私は4年生の終わりまで小学校である係りをやっていたので頻繁に学校に行っていました。)
完全に昼夜逆転してしまったみたいで、それが長期休みのたびに繰り返されていました。
なんでAさんはCくんに注意しないのかなといつも不思議に思っていました。
そんな生活を繰り返すうちに、Cくんの成績はどんどん落ちていき、サピックスでは万年Aクラスでした。
Aさんが私に自慢なのか何なのか…個別指導のトーマスにも月100,000円以上課金していると言ってきたのですが、Cくんは家で復習を全くしていなかったみたいなので意味がなかったのだと思います。
気がついたらサピックスを退塾していました。
それで縁が切れたと思ったのですが、私への攻撃は止まりませんでした。
担任の先生の意見では、私が仕事をしていてそんなに太郎にかまえないのに、それなりに成績が良いのが妬ましくてしつこくしてるんじゃないのかとおっしゃっていました。
今の担任の先生も副担任の先生も、本当に何でも相談に乗ってくださる方なので、6年間で1番良い先生方に当たったと思っています‼️
私立の学校でも、本当にこの人大丈夫かなと不安になるような担任の先生もいましたし、考え方が一方的で自分の意見を押し通す先生で、私とは全然合わないと思った担任の先生もいました。
小学校1年生の時の担任の先生は、ものすごくおっとりしたお嬢様(とはいっても定年間際)の先生で、いつもニコニコしながら子供たちを見守っていてくださったので、私立の小学校は基本的に品の良い先生が多いのかなとは思っています。
担任の先生次第で、学校に面談等に行くのもしんどくなってしまうので、担任の先生の当たり外れが非常に重要なのかなと思いました。
これは私立・公立関係なく当てはまる問題なのかなと思います。
以上が、2番目のデメリットです。
3番目のデメリットは、土曜日授業があるので、サピックスの土特に間に合わなくは無いけれども、ギリギリになってしまうことでした。
公立は土曜日授業がないので、サピックスに予定を全部合わせたいご家庭は公立小学校の方が良いのかなと思いました。
4番目のデメリットはメリットでもありますが、私立小は休みが多く、小学校受験入試休み等の休みが結構長いので、そこで1日中勉強に集中できるご家庭だったら良いのですが、そうでないご家庭には私立小は不向きなのではと思いました。
そこで勉強に全振りできるかできないかが中学受験の合否の分かれ目だと思います。
5番目のデメリットは、自分の学校の事しか分かりませんが、中学受験を考えているご家庭は、入学後すぐに公文、算盤、水泳、ピアノ等に放課後すぐに子供を連れて行っているので小1で国算英3学年先ぐらいまでは進んでしまっています。
反対に内部進学を最初から考えているようなご家庭は、勉強系の習い事には全く行っていなかったりと温度差が激しいので、小学校1年生の時から学力の差が開いてしまい、同じ学校なのに大まかに2つの派閥が存在していることです。
学年が進むにつれて、学力の差はどんどん開いていき、6年生になるとその差は埋めようもない溝になっています。
6番目のデメリットは、想定以上にお金がかかったことです。
息子の小学校は、私立小学校の中では激安学費の部類のなのですが、中学受験する子はサピックスに通っているので、サピックスの学費+私立小学校の学費がかかると思って最初から入学しないと後々きついかなと思います。
それから意外と制服や体操服等の指定品の値段が高いので、その上頻繁にサイズが変わるので、それだけでも6年間で30万位はかかっていたかもと思います。
息子は中学受験の少し前からコロナとインフルエンザにかからないように学校をお休みさせていたのですが、その間にサイズが変わってしまい、革靴と上履き(指定品でそれぞれ5000円位)履けなくなっていたり、制服も小さくなって着れなくなっていたり…残りの小学校生活は2月と3月だけなのに買い替えたり😭
大したことない金額かと思われるかもしれないのですが、正直たった2ヶ月のために、新しいのを買わないといけないのはもったいないと思います😫
2.私立小学校のメリットデメリットまとめ
我が家が小学校受験をした1番の目的は、息子の夢を実現させる為に、まずは中学校受験を成功させたかったからです。
そのため受験小に入学しました。
はっきりとした目的がないと、私立小学校に入るメリットはないです。
息子の小学校の話ですが、中学受験を子供にさせるのはかわいそうだから小学校受験をしたと言っている親御さんが何人かいるのですが、皆様芸術系や趣味系の習い事のみをされていて、勉強に興味を持たせるようなことをしていないので(勉強を諦めているのか、今はまだ勉強しなくても大丈夫だと思っているのか…真意が分からない)、それで高校まで持ち上がっていった場合、いざ大学受験となった時にお子様達はまともな大学に合格できるのでしょうか…疑問です。
デメリットは、伝統的な受験小でありながら内部進学にも力を入れている点です。
そのため、外部進学者の親たちから見た時に学校の意図がわからず、学校は一体何をしたいんだろうねとよく話し合っています🥲
サボりたい人にとっては内部進学で良いのかもしれませんが…学校の近くに住んでいるため、内部進学のお子様たちもご近所にたくさんいらっしゃり、間近で見ているのですが、結局、大学受験で皆さん苦労されて、何浪もして底辺私立医学部に合格した方はまだ内部進学の上位の方で、名前も聞いたこともないような大学に進まれた方もたくさんいらっしゃいます。
3.中学受験と小学校受験の大きな違い。
小学校は1度入学してしまうと、入ってみたら合わなかったとか、そういった理由ではなかなか転校する事は難しいので、最初に小学校受験をする理由をよく考えて、目的にあった小学校に入学しないと後で苦労すると思います。
大まかに分けると、受験小、大学附属小、カトリックやプロテスタントなどのキリスト教の学校、仏教系の学校等いろいろな種類の学校があるので、先に親だけ学校説明会にいくつか参加してみて、良いと思った学校に関しては、学園祭や授業体験会等に子供も連れて行って子供の反応を見てみるのがいいのかなと思いました。
小学校受験は入ってからわかったのですが、まずは、兄弟枠と親が卒業生の場合圧倒的に優遇されるので、それ以外の残った枠が一般枠になるので、ものすごく少ない一般枠をフリーの人が奪い合っている状態です。
(我が家がお世話になっている受験小がそんな状態なので、他の伝統校はもっとひどいと思います。)
なので、もしもどうしてもその小学校に入りたいのであれば、3,4年生位で一旦親の転勤などで辞めていく子が一定数いるので、学校ホームページを時々チェックしておいて、途中で入学する方が簡単なので、途中からの入学もお勧めです。
小学校受験だけではなくて、中学校受験に関しても全く同じ流れだと思います。
途中からの入学に関しては、息子の進学先の中学校は中高一貫校のためできません。
今中高一貫校の学校が増えてきているので、高校受験の方には厳しい時代なのかなと思います。
実際に中学受験を終えてみてわかった事は、小学校受験と、中学校受験を比較すると、中学校受験の方が10倍も100倍大変でした😫
小学校受験は親の受験と言いますが、中学校受験の方は親と子供で挑む受験戦争でした🔫
もう一回やりたいかと聞かれたら、もう絶対にやりたくないです🥶
それくらい、体力も精神も限界まで追い込まれました😱
でも、結果には大満足で、憧れていた中学校に進学できる事は、息子のもっと勉強したいという意欲につながったと思います☺️
中学校受験して良かった事は、息子が勉強も長距離の移動等も自走できるようになってきたことです‼️
親は伴奏することは出来ても、入試を替わって受験する事は不可能なのです。
最期の1月2月は、基本的には誰にも頼らずに自分の力だけでやり抜くしか合格する道は無いのです。
まだまだ目は離せませんが、今は5月の中間テストに向けて息子なりに計画を立てて頑張っています。
卒業遠足、謝恩会、卒業式等ビッグイベントは続きますが、残り僅かの小学校生活は、お友達と楽しく過ごしてほしいと思います🥰
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