Mimi&Associates ミミと愉快な仲間たち

東京→札幌→大阪→東京 度重なる転勤の末に得たものとは…幼稚園受験、小学校受験、中学受験を経て現在の様子等を交えて、役に立った事等を綴って参りたいと思います。

東大,医学部に強い英語多読保護者会,最終回~個人面談、進学実績

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1.東大,医学部に強い英語多読保護者会,最終回~個人面談、進学実績

長々と書いてきましたが英語多読保護者会でしたが、本日が最終回、個人面談のメモをご紹介させてください。

 

本当にメモなので、自分にとっては大事でも他の方から見たら大した事無い内容かもしれなくてすみません。

 

その前にこの塾の英語の授業の進め方を簡単に捕捉します。

 

日本人講師が、多読を個別指導。 授業内に多聴・多読をするほか、本・CDの貸出しを行う。

外国人講師またはバイリンガルの講師が、文法・会話・作文を原則としてすべて英語で指導する。(高2のYZを除く)

中1・2 各クラス 通常 8~14名程度、講習 6~16名程度

 

【入会方法】 春期・夏期・冬期講習は、自由に受講できる。講習時の授業の様子と授業最終日の実力試験を総合的に判定して入会を判定する。 

 

【授業時間】 通常時 週1回3時間×31週 講習時 1日3時間×19日 合計年150時間 

 

【達成目標】
(多読) 1年間で、多読できる本の読みやすさレベルを、1.0~2.0上げる
(試験) ACEテストで、1年間で点数を50~150点上げる

 

【高2終了時の達成目標】
(多読) 標準クラス 高2終了時に、Oxford Bookworms Stage 3 を辞書無しで高い理解度で読めること
     上位クラス 高2終了時に、"Harry Potter"のような一般児童書が辞書なしで読めること
(精読) 中級クラス センター試験程度の英文が辞書なしで理解できる
     上級クラス 国立難関大の長文の内容が辞書なしで理解できる
(作文) 中級ラス 100words 程度のEssayが書ける
     上級クラス 300words 程度のEssay が書ける
(リスニング) 中級クラス 東大入試のリスニングの英語がほぼ理解できる
         上級クラス TVのニュース程度の英語がほぼ理解できる
(発話)  中級クラス 自分の意見を3分間程度発表できる 上級クラス 自分の意見を10分間程度発表できる
(試験)  中級クラス TOEFL IPT 400点以上
      上級クラス TOEFL IPT 500点以上 (早い生徒は、非帰国生でも高1でTOEFL iBT 80点を越します)

 

以下、個人面談でのやりとりになります。

 

1.ORT(Oxford Reading Tree)6冊セットをクラス全員で一気読みする。先生が1人ずつ質問を振って1人一回は答えられるようにしている。多読手帳に感想や分からない言葉(推測した意味も)書いて提出する。

2. 文法や分からない単語の解説

3.5分間のシャドーイング。先生がCDを再生する。生徒は、テキストを聞いたり読んだりしながら、声を出して読む。生徒たちは2回シャドーイングします。終了。

4.読書速度チェック

5.文法の確認問題→丸付け→チュターが確認

6.アクティブフォニックス(10分くらい)→みんなで英語の歌を歌う

 

これを17:15-18:30で行うとの事。その後20:15まではネイティブの先生の授業、ビデオを観て、聴いて、それをもとに、質疑を行う、ディスカッションを行う、あるいはみ
んなでストーリーを作るタイプの授業。

 

アクティブフォニックスでは…

 

cut ア(ウ)

cute ユー

 

cake エイ

a

i

five アイ

e

Pete イー

o

rose オウ

 

英語には、このような規則があるという事。

本から文法を文脈で自然に覚える。

息子のクラスでは、英単語ゲームや動物の特性を英語で説明するゲームで楽しく討論しているとの事。

やる気のある真面目な男子ばかりのクラスで、先生方から見てクラスの雰囲気は良いとの事。

 

担任の先生からのアドバイス

 

☆学校の文法の授業(週5)をしっかりと復習してほしい。(中間・期末で学校の平均以上は取るようにしてほしい)

 

☆この塾の文法のテキストを翌週の授業までに復習し、ネイティブの授業の内容も復習する。

☆一週間で30-1時間貸し出された洋書をじっくり読んでほしい。(CDを聴く→音読→シャドーイング)

☆塾の学期末、夏期講習でテストがある。

☆分からない単語が出てきても辞書は使わない。多読手帳に単語を記入し、推測した意味を書き込んで音読チェックの時に先生に質問する。

☆英語のインプット量が普通の英語の授業よりはるかに多いため、一般的な予備校の授業で読む英語は多くても300語程度、対して多読では1時間洋書を読めば何千語という英語に触れられる。自分が興味が有る本を読めるので、好きこそ物の上手なれ、どんどん英語の力が付く。

 

高1まで 多読多聴

高2から 多読多聴、高2多読YZ(多読多聴と、日本語での文法・和訳解説を併行して行うクラスです。文法が苦手で、高3になる前に早目に文法や和訳の基礎を固め、高2・高3の2年間で、東大等の難関大学の2次試験で高得点がとれる英語力を固めることを目標とします。)家で予習してきて、塾では先生からの解説を授業で聴くクラスとの事。もう1つは海外大学進学や中高一貫校での中3くらいで行く留学に備える目的のクラス。この3つに分かれる。

 

入塾したばかりの子は難しい本を読みたがるので一度は渡すが、先生としてはその子に合った本を選んでいるので自分のレベルに合った本を読んでほしいとの事。

面白くない本だったり、内容が難し過ぎる本は読まずに返却してよい。

 

特に、難し過ぎると感じる本は今のレベルに合っていない本なので、また半年後などに読めば簡単に読めると思うので無理しないでほしい。

 

以下、先生のお勧めの面白い本です。

私も読みましたが、良い言い回しが沢山ありました!

I can Read!というシリーズです。


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某私立上位医学部生の担任の先生は、中3から他塾から移ってきて、多読を1年続けていたところ英語の長文がスラスラ読めるようになり、知らない単語を自然に推測できるようになったとの事でした。

息子も1年後、そんな風になりたいと言っていました!

 

2.まとめ

初めての保護者会及び個人面談でドキドキでしたが、どの先生も優しくて説明が上手く、特に担任の先生がどんな先生なのか気になっていたのですが、とても丁寧で、明るく礼儀正しく感じの良い先生だったので、安心して息子をお任せ出来ると感じました。

 

担任の先生は、ご自分もこちらの塾の生徒だったので、自分が生徒だった時に、どんなところで躓いたか、どこがどういう風に分からなかったかを、忘れないようにしていると仰っていました。

その上で、短い授業時間ですが(担任の先生の持ち時間は1時間15分です)、生徒一人一人が発言する機会を増やすようにして、分からないところはすぐに質問するように生徒に伝え、丁寧に読書指導をするよう心掛けているそうです。

 

個人面談の教室でびっくりしたのが壁一面の本です。本棚は四方を囲んでいます。部屋何千冊もの本が6段分の高さで並んでいます。 この教室には約2万冊の本があり、28の教室があるそうです。面談が始まるまでは、女子の生徒さんたちが入れ替わり立ち代わり入ってきてお友達同士で楽しそうに本を選んでいらっしゃいました。

 

担任の先生は、医学部の低学年とお若い方なのに、しっかりとした教育方針を持った先生で安心して息子をお任せ出来ると感じました。

先生方からはとても親切丁寧に対応していただき、充実した一日となり感謝しかありません。

 

息子は、学校の英語も楽しいが、塾では学校では扱わないようなストーリーが読めて、言い回しが時々すごく難しいのが出てきたり、TPRS(生徒と教師が一緒にストーリーテリングする中で、英語を学んでいくという手法。)皆でアイデアを出し合って、自由に物語を作っていけるからすごく楽しいのだそう。

お陰様で、学校の英語の小テストは毎回ほぼ満点です。

時々、信じられないスペルミスで×になっている事が多く勿体無いと感じます。

 

これから初めての中間テストですが、小6の時は一番の苦手科目だった英語で多少は良い点数を取ってほしいと願っています。

 

参考までに、この塾の2023年度(2024がまだHPに出ていないので)を張り付けておきます。

念の為、この塾は都内一ヶ所にしかないです。

小6までお世話になっていたsapixと比較すると、とても小さな塾です。

 

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最期に、こちらの塾の注意点ですが、ある意味ハイレベル層が来ているので、成り立っている授業なのだと感じました。

数学の最上位クラス(筑駒と開成の生徒さんが多いそうです)の授業も体験しましたが、生徒さん達と先生方のレベルが物凄く高かったです。

 

進学校の中の特に理系に興味がある子が明確な目的を持って集まっているため、自分から学ぼうという姿勢がないとついていけなくなり、淘汰されていくと思いました。

無理やり入れても合わないと思います。

 

宿題が少ししか出なくてもその宿題はちゃんとこなし、それ以外の勉強も自ら計画的に猛烈にやれる子。

課題が多い学校との併用。

明確に数学、物理、化学、英語のどれかがすごく好きな子向けの塾だと感じました。

 


転勤族ランキング

 

#ACEテスト

#読解・聴解に比べて文法の点数が低い人が多いが

#多読をしているうちに点数も段々と伸びていく

#文法で満点をとれなくても十分に東大や国立大の医学部に合格している

#日本人が間違えやすい文法・語法事項もあるため

#多読パートで「基本英作文」を通じて補強している

#高3では近年の入試傾向に沿って精読パートで補強する

#和文英訳では文法的に正しいだけでなく実際に現代英語として通じる英文の作成が必要

#中3~高2の多読パートでは毎回短めの基本英作文で正しい文法・現代英語の話法を確認する

#入試で重視される自由英作文では平易な英文を使って表現する「頭の柔らかさ」そして「確固とした自分の意見をもつこと」が大事

#外国人パートでは高1・2で、50語から150語程度のWritingの訓練を行う

#高3では「自由英作文」を中心に Writing の訓練をする

#Writing については受講生の大手予備校の東大模試の成績をみる限り、多読生は一般生より非常に高い得点をとっている

#高1では300語程度の、高2では400語程度の速読素材を2~3分で読んでもらい(場合によっては聴いてもらい)簡単な理解度判定テストを行う

#これにより7~9割の理解度で読める自分にとっての最適な速さを体感してもらい、多読でも適切な理解度・速さで読んでもらう

 

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